2025年5月、中居正広さんの新代理人として注目を集める長沢美智子 弁護士。大塚家具の「お家騒動」で知られ、倒産法のプロフェッショナルです。なぜこれまでの代理人、ワイドナショーでおなじみの犬塚浩 弁護士から交代したのか？長沢美智子弁護士の経歴と実績、交代の背景を詳しくお届けします！
長沢美智子弁護士のプロフィール
長沢美智子弁護士は、東京丸の内法律事務所のパートナーとして40年以上のキャリアを持つ敏腕弁護士です。彼女のプロフィールを見れば、なぜ中居正広さんが信頼を寄せるのか分かります。
基本情報
【発表】中居正広氏の代理人弁護士、フジ第三者委に反論「中立性、公平性を欠いている」https://t.co/rRZVjRECH4
中居氏の代理人弁護士は報告書について、「中立性、公平性を欠いていると言わざるを得ない」などと反論。関連資料の開示請求、本調査報告書の問題の指摘および釈明の要求を通知した。 pic.twitter.com/WKYdtlHiyf
— ライブドアニュース (@livedoornews) May 12, 2025
- 氏名：長沢 美智子（ながさわ みちこ）
- 所属：東京丸の内法律事務所、第二東京弁護士会
- 学歴：早稲田大学法学部卒業
- 弁護士登録：1984年（2025年時点で約41年）
- 専門分野：企業法務、事業再生・倒産、知的財産権法務、紛争解決、M&A
- 生年月日・結婚：非公開（プライバシー保護のため）
一気に有名になった 大塚家具の経営権争
長沢美智子弁護士は、大塚家具の経営権争いや企業監査役としての実績で知られています。Xでは「女軍師」と呼ばれ、戦略的な問題解決力が高く評価されています。特に、2025年5月の中居正広さんの代理人としての活躍で、注目度が急上昇しました。
◆大塚家具の経営権争いとは？
- 2015年、大塚家具で大塚勝久会長と娘・大塚久美子社長による経営権争い（お家騒動）が発生。
- 勝久会長（父）と久美子社長（娘）は親子関係、高級路線とカジュアル路線で経営方針が対立。
- 長沢美智子弁護士は2013年から取締役、久美子社長の側近として法的・戦略的支援を提供。
- 長沢弁護士は株主総会で久美子社長を支え、Xで「女軍師」と称賛される。
- 結果、久美子社長が勝利し経営権を確保、勝久会長は退任。
- 大塚家具は後に経営難に直面、一部で長沢弁護士への批判も出る。
中居正広側が守秘義務解除を提案していた！
2025年5月12日、中居正広さんの代理人弁護士団が、フジテレビ第三者委員会の報告書に反論。その中で、中居さん側が守秘義務解除を提案していた事実が明らかになりました（スポニチアネックス、2025年5月12日）。詳細を見てみましょう。
守秘義務解除の経緯
- 2023年6月2日、中居正広さんと元フジテレビアナウンサー（女性A）のトラブルが発生、示談契約で守秘義務が設定。
- 2025年3月31日、第三者委員会は女性Aが守秘義務の全面解除に応じた一方、中居さん側は解除を拒否したと報告（日刊スポーツ、2025年3月31日）。
- しかし、中居さん側は当初、守秘義務解除を提案。第三者委員会から「密室での出来事は調査対象外」との回答を受け、約6時間のヒアリングに応じた（スポニチアネックス、2025年5月12日）。
- Xでは「中居さんが解除を提案したのに、報告書に反映されていない」
中居正広の代理人としての役割
2025年5月、長沢美智子弁護士が中居正広さんの新代理人に就任し、フジテレビの第三者委員会報告書への反論を主導しました。その役割と背景を詳しく見ていきましょう。
フジテレビ第三者委員会への反論
2025年3月31日、フジテレビの第三者委員会は中居正広さんに関する「性暴力」認定を報告。この報告に対し、長沢美智子弁護士が率いる5人の弁護士団が反論しました。主な主張は以下の通りです。
- 「性暴力」の定義が広義すぎる（WHO基準と日本語の乖離）。
- 証拠開示の不足、中立性の欠如。
- 中居正広さんの人権救済を求める。
この反論は、東京丸の内法律事務所のサイトがアクセス集中で一時ダウンするほどの反響を呼びました。
Yahooニュース引用
今回の女性を含む５弁護士は、新たに中居氏から依頼を受けたもようで、書面で「当職らは、中居正広氏からの依願により 第三者委員会と中居氏との関係に関する一切につきまして、受任いたしました」としている。
書面では、報告書で中居氏による女性Ａアナへの「性暴力」があったと認定していることし「ＷＨＯの広義な定義を使用していますが、日本語としてその言葉が持つ凶暴な響き・イメージには何ら留意することなく、漫然と使用しました」と指摘。「その結果、中立性・公正性に欠け、一個人の名誉・社会的地位を著しく損ない、貴委員会設置の目的や委託事項から大きく逸脱したものとなっており、極めて大きな問題があると思科いたします」としている。第三者委員会に対して、「関連する証拠等の開示請求、問題の指摘及び釈明の要求を行います」としている。
なぜ長沢美智子弁護士が選ばれた？
長沢美智子弁護士の起用は、彼女の紛争解決力と企業法務の経験が理由と考えられます。Xでは「中居さんが勝つための本気度がすごい」との声も。後述する犬塚浩弁護士からの交代も、戦略的な判断の可能性があります。
犬塚浩弁護士のプロフィールと交代の背景
中居正広さんの元代理人、犬塚浩弁護士についても知りたいですよね。なぜ交代したのか、詳しく見ていきます。
犬塚浩弁護士とは？
犬塚浩弁護士は、メディアでの知名度が高い法律家です。以下は彼のプロフィールです。
- 氏名：犬塚 浩（いぬづか ひろし）
- 所属：アディーレ法律事務所（過去）、現在は独立（詳細不明）
- 専門分野：民事訴訟、消費者問題、芸能関連法務
- メディア出演：フジテレビ「ワイドナショー」にコメンテーターとして出演（2015年～）。親しみやすい解説で人気。
- 中居正広との関わり：2023年6月のトラブル当初の代理人として活動。
なぜ犬塚浩弁護士から長沢美智子弁護士に交代？
明確な交代理由は公表されていませんが、以下の要因が考えられます。
- 案件の複雑さ：フジテレビの報告書は、定義や証拠の法的解釈が複雑。長沢美智子弁護士の企業法務や紛争解決の経験が適していた可能性。
- 戦略の変更：Xでは「犬塚さんでは勝てないと判断したのでは？」との憶測も。長沢美智子弁護士の「女軍師」としての実績が、強力な反論に必要とされたと考えられます。
- 弁護士団の強化：長沢美智子弁護士は5人体制を率いるリーダー。犬塚浩弁護士の単独対応から、より組織的なアプローチにシフトした可能性。
ただし、犬塚浩弁護士の実力不足を示す証拠はなく、あくまで戦略的判断と推測されます。彼のメディアでの発言は今後も注目です。
長沢美智子弁護士の専門分野
長沢美智子弁護士は、倒産法や知的財産権の専門家として数々の実績を持っています。その強みを紹介します。
倒産法の第一人者
- 役割：民事再生監督委員、破産管財人、事業再生ADR手続実施者。
- 著書：『倒産と担保・保証〔第2版〕』（商事法務、2021年）、『注釈破産法』（きんざい、2015年）。
- 実績：日弁連倒産法制等検討委員会副委員長（2011～2016年）。
◆経歴抜粋
東京地方裁判所鑑定委員（2016年～）
事業再生研究機構理事（2017年5月～）
国土交通省国立研究開発法人建築研究所監事（非常勤）（2018年7月～）
日弁連監事（2020年4月～2021年3月）
双日株式会社社外監査役（2020年6月～）
綜合警備保障株式会社社外監査役（2020年6月～）
事業再生実務家協会理事（2023年6月～）
◆著書抜粋
『倒産と担保・保証〔第２版〕』（共著 商事法務 2021年）
『債権回収あの手この手Ｑ＆Ａ 各種財産の調査から回収まで』
（共著 日本加除出版 2020年）
『債権法改正対応！保証契約の法律と実務Ｑ＆Ａ 中小企業の経営者による個人保証』
（共著 日本加除出版 2019年）
『私的整理の実務Ｑ＆Ａ１４０問』（共著 きんざい 2016年）
『注釈破産法』（共著 きんざい 2015年）
『倒産法改正１５０の検討課題』（共著 きんざい 2014年）
知的財産権と企業法務
知的財産権の紛争解決や、M&A、企業再編でも活躍。双日や綜合警備保障（ALSOK）の社外監査役（2020年～）として、ガバナンスにも貢献しています。
教育・公的活動での貢献
長沢美智子弁護士は、法律実務だけでなく教育や公的活動でも活躍しています。
後進の育成
2007～2013年に学習院法科大学院で教授を務め、民事訴訟実務と倒産法を指導。事業再生研究機構の理事（2017年～）としても活動しています。
公的機関での役割
- 国土交通省：国立研究開発法人建築研究所監事（2018年～）、都市再生機構契約監視委員会委員長（2010年～）。
- 東京地方裁判所鑑定委員（2016年～）。
長沢美智子弁護士が「凄すぎる」理由
長沢美智子弁護士の魅力は、多才なキャリアと戦略的思考にあります。
- 多才なキャリア：弁護士、監査役、教授、著者として幅広い活躍。
- 戦略的思考：中居正広さんの代理人、大塚家具での勝利に見る問題解決力。
- 信頼性：公的機関や大手企業からの高い評価。
Xでは「中居さんの勝利を導く敏腕弁護士」との声が多数。大塚家具のその後に関する一部批判もありますが、彼女の法的貢献は揺るぎません。
まとめ：長沢美智子弁護士の今後に注目
中居正広さんの新代理人、長沢美智子 弁護士の経歴と実績は、まさに「凄すぎる」の一言。大塚家具の女軍師、倒産法の専門家としての実力は、中居さんの訴訟を有利に進める鍵となるでしょう。犬塚浩 弁護士からの交代は、複雑な案件を勝ち抜くための戦略的判断と考えられます。
今後、中居さんの訴訟はどう進むのか？長沢美智子弁護士の動向も見逃せません。もっと知りたい方は、東京丸の内法律事務所の公式サイト
